07 INTERVIEW 地域の企業と熟練された⼈の技をデジタル化 地域の企業と熟練された⼈の技をデジタル化 株式会社ZooopsJapan 設⽴年⽉⽇ |2007年12⽉本社所在地 |東京都千代⽥区神⽥和泉町1番地12-15 O・Sビル4F企業サイト |https://www.zooops-japan.co.jp/ ZooopsJapanについて 弊社は、東京の秋葉原に本社をかまえるIT企業です。2015年に北⾒でテレワークを⾏ったことをきっかけに、会社として地⽅でのワーケーションを積極的に取り⼊れてきました。北⾒に職住⼀体型のサテライトオフィスを開設して社員がワーケーションをするなど、何度も訪れるうちに地域の⼈と強いつながりが⽣まれていきました。さらに、2017年以降は、北⾒市と東京のIT企業3社で締結した「ICT環境を活⽤した地⽅創⽣に係る連携協定」をもとに、北⾒を中⼼としたオホーツクをITでの地域課題解決によって活性化する取組を進めてきました。 ⼈が抱える問題を AIで解決できるか その中で、野村興産㈱イトムカ鉱業所の廃乾電池リサイクル業務で抱えている課題に⾏きつきました。⼯場には、全国から捨てられた乾電池が集まってきます。そこから⼤きく「使い捨ての⼀次電池」と「充電して何度も使える⼆次電池」を選別しなくてはなりません。この⼯程では、コンベアラインで流れてくる無数の電池の中から、取り除くべき⼆次電池を⼈が⽬視で判断して、⼿で取って仕分ける作業が⾏われていました。熟練の作業員の⽅が慣れた⼿つきで電池をピッキングする様は圧巻でしたが、作業の負担が⼤きく、未経験の⼈が就くにはかなりの訓練が必要、というのが課題になっていました。⽬視での電池識別をAIカメラによる画像判定、ハンドピッキングを画像判定結果に基づく機械での仕分けに置き換えることができるのではないか、との考えが⽣まれ、弊社と野村興産㈱との共同プロジェクトとして、検証実験から取り組み始めました。コンベアラインに流れている電池は汚れていますし、傍⽬にはどの電池も同じに⾒えます。しかし、作業員の⽅が⽇常的に⾏っている選別の判断基準を⾔語化すると、複数の判断基準があることがわかりました。AIが学習できそうな⼀部の基準をプログラムして、まずは静⽌画の状態から検証を開始。静⽌画での検証で⼗分な結果が確認できたら、次は動画で、その次は実物のレーンを使⽤して、と検証段階を移していき、実⽤性の確認を⾏っていきました。現状では90%を超える精度で電池選別が可能であることが確認できていて、実現可能性が⼤きく期待できる状態まで辿り着いています。さらに細分化した判定が⾏えるように学習を進めることで、⼈が⾏う作業と同じくらいか、それ以上の状態に近づけていけると考えています。 最新施策レーン 緑、オレンジなどの色、電極部分のくぼみの有無、パッキンの色などで瞬時に判断 参加企業一覧 株式会社アイエンター 公式サイト Interview 株式会社エース・クリーン 公式サイト Interview 株式会社 要 公式サイト Interview 株式会社カンテック 公式サイト 株式会社 北見コンピューター・ビジネス 公式サイト Interview 桑原グループ 公式サイト Interview 株式会社システムサプライ 公式サイト 株式会社ジモティー 公式サイト Interview 株式会社Zooops Japan 公式サイト Interview 株式会社ネットワールド 公式サイト 株式会社ミクロスソフトウェア 公式サイト リコーITソリューションズ 株式会社 公式サイト 株式会社ローヤル企画 公式サイト 株式会社スマートバリュー 公式サイト Interview 北見工業大学 公式サイト Interview アルゴグラフィックス 北見カーリングホール 公式サイト