06 INTERVIEW

北⾒での実証から全国へ
リユースの仕組みづくり

北⾒での実証から全国へ
リユースの仕組みづくり

株式会社ジモティー

設立年月日 |2011年2⽉
本社所在地 |東京都品川区⻄五反⽥1-30-2 ウィン五反⽥ビル4階
企業サイト |https://jmty.co.jp/

ジモティーについて

弊社は、近所の⽅同⼠で情報交換をする地域の情報サイト「ジモティー」を運営しています。本社がある東京の⽣活の中で⽣まれる問題だけでなく、地⽅の拠点を通して様々な地域の⾝近な⽣活を知り、課題に向き合うことが必要と考え、2019年に北⾒に全国初の⽀社を開設しました。

全国の⾃治体と連携

2020年に北⾒市と連携したリユースの実証事業を開始しました。粗⼤ごみとして廃棄された物の中から、まだ使える物の情報を掲⽰板サイト「ジモティー」から発信して、引き取り⼿を探すという内容です。引き取り⼿募集の投稿は、⾃治体がアカウントを開設して⾏います。2020年4⽉から2022年3⽉までの2年間で、336品、約98%の引き取り⼿を⾒つけることができました。
北⾒市との実証を先駆けとして、全国各地の⾃治体に広がり、ごみの削減に⼤きく貢献できたことが評価されて、「第4回エコプロアワード」や「第23回グリーン購⼊⼤賞」といった環境系の分野における重要なアワードを相次ぎ受賞することができました。

福祉とジモティー

北⾒市社会福祉協議会(以下「社協」)と連携して、社協に寄せられる⾐類などの寄付品を福祉事業者や利⽤者へ譲渡するフローの効率化を⽬的とした実証事業を⾏いました。
社協では、それまで寄付品の引き取り⼿となる福祉施設や事業所に対して、ひとつひとつ物品の情報を写真や電話で提供し、譲渡の申し込みを受けており、とても担当者の⼿間がかかっていました。
そこで、寄付品の情報提供に掲⽰板サイト「ジモティー」のサービスを活⽤することを提案しました。結果、寄付物品が可視化されたことで、譲渡がスムーズになり、半年間で1000件以上の譲渡が完了しました。

地元⼤学とリユース

北⾒⼯業⼤学とも学⽣団体と連携した学内でのリユースの取組を進めています。北⾒⼯業⼤学の学⽣は、半数以上が市外の出⾝です。卒業と同時に北⾒を離れる際に、不要になった家具や家電がごみとして発⽣してしまうことが課題になっています。新⼊⽣など、地域で引き取り⼿を⾒つける仕組みとなれば、こちらも全国の先駆けとなるのではと期待しています。

参加企業一覧

株式会社アイエンター

株式会社
エース・クリーン

株式会社カンテック

株式会社
北見コンピューター・ビジネス

株式会社
システムサプライ

株式会社ジモティー

株式会社
Zooops Japan

株式会社
ネットワールド

株式会社
ミクロスソフトウェア

リコーITソリューションズ
株式会社

株式会社ローヤル企画

株式会社
スマートバリュー

アルゴグラフィックス
北見カーリングホール

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